丸幸洋食店
とんかつと書いてあるけど、定食屋ではなく洋食店。なぜなら、とんかつは洋食だから。 コロッケセット定食を食べた。 とても優しいお店だった。おじちゃんが良い笑顔だった。 .
とんかつと書いてあるけど、定食屋ではなく洋食店。なぜなら、とんかつは洋食だから。 コロッケセット定食を食べた。 とても優しいお店だった。おじちゃんが良い笑顔だった。 .
僕が撮った、古い建築のときの「いせや総本店・本店」の最後の営業日(2006.9.25)の写真だよ。いまはビル店舗になっている。 この年の4月16日には、高田渡一周忌ミサの打ち上げがいせやの2階で行われて、高田一門の末端である何者でもなかった僕も混ぜてもらったよ。僕にとって渡さんは父なんだ。 . カトリック吉祥寺教会の前で一人残って微笑んでいた渡さんの奥さんは、聖母マリアのようだった。 最初の奥さんとは、「まめ蔵」というカレー屋にいたら、わざわざ「どこかでお会いしたような・・」と声をかけてくださった。 .
子供の頃、麻布十番の家で、高田渡を初めて見た。そして会いに行った。 . 「笑っていいとも!」テレフォンショッキング 井上陽水〜高田渡 1998.4.7 . 「笑っていいとも!」テレフォンショッキング 高田渡 1998.4.8 .
パティオ十番の信号は、きみちゃん側に「SAVE GAZA!」、舗道側に「FREE GAZA!」と書いてありました。それは、パレスティナの子供を守ることと、日本に生きる孤児を守ることが同じことだからだ。 .
キリストの復活祭前夜、麻布十番の網代公園のベンチに座って、花が咲いていない木を見上げていた。昔、このあたりに花街があった。大正2年に国に許可された当初は、待合茶屋1軒、芸妓屋7軒、芸者14人、半玉6人と規模が小さく、現在も街には一才の名残がない。花街や遊廓や赤線だった区域は何かしら面影を残しているところが多いが、シティ港区では跡形ひとつないのである。 . ふと見ると、大きなネズミが公園にやって来て、滑り台の近くに隠れた。電波塔のお膝元、高級料理が美味しいのか、このあたりにはネズミが多いそうだ。あれはミッキーマウスかもしれない。僕らのクラブのリーダーは、東京について愛について歴史について資本主義について宇宙について悩み、夜を賭け、夜を駆けた。 .
十番稲荷の前に咲く桜を、ベビーカー押す若いママたちが、「きれーい! つくりものかと思った!」と話していた。 本来はそれが逆のはずだ。造花は自然の花を真似ているのだから。そういえば最近は、美人をAIやCGみたいと言う傾向もある。 . 「アニメじゃない」が反転されてしまっているのだ。それは人間でも芸術でも何でも、本物が少なくなったからだ。 . 造花じゃない!造花じゃない! ほんとの花さ! .
麻布十番駅はあるけど、港区において麻布十番という地名の範囲は狭い。その周りに麻布と名のつくさまざまな地名が広がっている。坂が多く、武家屋敷があったことなどから、江戸の情緒を残す古い地名も多い。 「パティオ十番」は、麻布十番の中心にある小さな公園というか広場である。女性器のような形をしており、生命のはじまりを表している。 先日は、渋谷と恵比寿のあいだにある高架の脇にFREE GAZA!の文字を見たが、それは後日、白く塗られていた。そして今度は、麻布十番でSAVE GAZA!を発見した。 .