鈍く光る朝

目覚めは、鈍い痛みの認識から始まる。
ここがどこなのか、わからない。
血が流れ、骨が動き、光は闇の裡に確かにある。

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いまこそクレージーキャッツの精神。
添田唖蝉坊、植木等、高田渡と脈々と流れた、不屈のナンセンス魂。
そして、遥か満州から時空を超えて21世紀TOKYO、渦巻の中で赤塚不二夫とタモリ、そして私が、高らかに笑う。

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私は歴史の犠牲者、そして加害者。

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言葉を超えたら、こんにちは。

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