21世紀の坊っちゃん
. 原文一致体のゴッドファーザー、夏目漱石の小説の名を冠した、「第19回 坊っちゃん文学賞」に応募しました。 .
. 数年前、世田谷の大岡山で、古本と中古自転車を同時に商うお店を見ました。 自転車の修理もするそうです。 . 高田渡の最後からひとつ前のライブの映像を見る小さな会に行ったとき、ここを通った。 死ぬ少し前だから当たり前だけど、あきらかにステージの上の渡さんはしんどそうだ。なのに、アホな人たちが「あ〜、渡さんだ〜」とヘラヘラ笑っていた。 . 「じゅん散歩」で高田純次さんも訪れていましたが、古本と古自転車について高田純次さんはそんなに驚いていませんでした。 . .
. 歴史の歪みの爆発の前を、あっちからあっちへ、歩いている。 都市生活者たちの足音、また吐く息は、鈍色の空気と混ざりゆく。 . あったかいんだからぁ♡ あっすしんわからぁ♡ . .
. voice : 庵野秀明(堀越二郎) TBSアナウンサーのお姉さん 井上和彦(山岡士郎) 大塚周夫(海原雄山) 土井善晴 松田洋治(アシタカ) 巻上公一 . music : 中村八大モダントリオ「ソーラン節」 CHAGE&ASKA「YAH YAH YAH」 吉幾三「俺ら東京さ行くだ」 花沢加絵「セーラースターソング」 星野源「異世界混合大舞踏会(feat.おばけ)」 久石譲「死と生のアダージョ」 でんぱ組.inc「絢爛マイユース」 高田渡&岩井宏「月がとっても青いから」 . .
神ノ豆家の称号、strengeloveboys。 strangeではなくstrengeにしたのは、ピノだ。 . ボクは、ピノから「a」を取り返す! ボクの「e」カップのおっぱいが「a」カップになったとしても! だけど…… . ボクの二人のママ、「れれ」と「ずず」。 この前、「ずず」がピノに着替えているところを見てしまったんだ…。 まさか、ずずママがピノだったなんて?! れれママは知ってたの?? . ボクは、どうすればいいんだ?? . .
ボクは、神ノ豆れず。 神ノ豆(かみのず)家の末裔で、霧新宿(きりしんじゅく)の不良ギャルチームのリーダーさ。 ボクの二人のママは、伝説のstrengeloveboysなんだ。おうちにいるよ。 . ボクは、二人のママを守るため、ギャル仲間を守るため、霧新宿を守るため…闘う! ハイパーヨーヨーと中国武術で闘う! 分身の術や水渡りの術もできる! おちんちんあります。おっぱいはEカップ。巨乳ショタといったところ。 . ところで、ピノってやつを見なかったかい?strangeをstrengeにした破廉恥な悪党さ。 . . 霊験あらたか、味噌おでん、ごはんモリモリ! …むん! . .
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上方落語協会が主催する新作落語の台本大賞に応募します。応募しました。応募します。
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審査員長は、桂文枝さんです。
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僕の行動はすべてがアートでありポエムでありロックンロールでありコメディだ。こうやって送ることがエンターテイメントになり得る。とにかく矢を射るのみだ。矢を射って、またすぐ矢を射る。いつしか強固な壁に穴があいている。
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. 颱風の日の錦糸町駅からの光景。 . 雨は水だから、川や海や、水のある地形に似ている。 . 錦糸町の名前の由来は、江戸時代、錦糸堀というお堀があったから。元は岸堀と呼ばれていたのが錦糸堀になったという説もありますが、光が反射する水面が錦の糸のように美しかったのかもしれない。 . 雨の一本一本もまた、糸のようだ。 . .
談志師匠に貰ったサインは、かなり初期の名前でした。佐藤澪よりも前の、佐藤零でした。さとうれいと名乗っていたとき、ゼロと書いてレイだった。でももっと女の子らしい漢字にしたかった。このサインを頂いた少しあと、澪になった。澪はミオでもある。いまは澪は本名。
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颱風の日、墨亭という小さな寄席に行った。墨田区は向島にある。演芸評論家の瀧口雅仁さんが席亭で、小さな化粧品店だった町屋を改装して、二階の畳の部屋で落語や講談の会を開いている。お客さんは15名ほどでいっぱい。
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さまざまなハンデのために、最初に芸能に足を踏み入れてから、ほとんど活動できず、長い間さまよってきた僕の、新しい始まりのきっかけにしたかった。カラダは相変わらずすこぶる痛いけど、ふらふらしながら、何とか開演時刻に間に合った。
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末廣亭でもYouTubeでも見た十一代桂文治の会だ。
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先代の十代桂文治は、西武新宿線のラッキーおじいさんとして女子高生の子たちに親しまれた。いつも着物を着ているのが珍しかったからだ。その先代にならって、当代も普段から和装の着物で生活している。
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文治は「鰻の幇間」と「水屋の富」。前座の若い人は「たらちね」「権助魚」。
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ちょうど、桜川ぴん助(初代)の昔の本「ぴん助浮世草子」を読んでいて、彼は様々な芸人の世話をした漫才師だけど、もともとは幇間だ。この本の中で、ぴん助は、大抵の噺家は落語で幇間を演じる際、立派な幇間になってしまっていると批判する。江戸の町をふらふらしているしょうもない野幇間(のだいこ)なのに、口調や仕草が、お座敷の幇間になっいると。
けれど、文治の幇間は、野幇間だった。自民党の総理大臣を相手にしたら、ただ怒らせてしまうような。
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「水屋の富」は、富くじが当たった水屋が、床下に隠した千両が誰かに取られないかと不安になりノイローゼになり、悪夢を見る毎日を繰り返す。江戸時代、大金が入ったからといって、知恵がなければ、そんな簡単に自分の立場を変えることは難しかっただろう。最後、ほんとうに大金を盗まれて、悪夢を見なくてよくなりホッとする。富くじが当たったことが夢だったというオチではないのが秀逸な噺だ。お金はなくなってしまったけど、落語は小市民的な心理を良しとする。
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高田渡という師が人の姿から解放され17年が経つ。苦境の中で、高田を屋号として名乗ることにした。渡さんの力をもらう。
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歌手やミュージシャンとして知られ、古今亭志ん生のようだと語られた高田渡。その父上は、高田豊さんという人だ。彼は最初は詩人で、佐藤春夫の弟子だった。佐藤春夫は永井荷風の弟子だ。永井荷風は六代目朝寝坊むらくの弟子で、しかし名家の子ゆえ、落語家は見習い期間のみで辞めさせられてしまった。それで荷風は小説家になった。むらくは四代目三遊亭圓生の弟子で、四代目圓生はあの三遊亭圓朝の弟子だ。圓朝は二代目三遊亭圓生の、二代目圓生は初代三遊亭圓生の弟子である。そして初代圓生は初代三笑亭可楽ならびに烏亭焉馬の弟子である。
だから僕は落語界に入門していないけど、その歴史の中にいる。高田渡は落語家みたいだと言われていた。
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烏亭焉馬が向島の料亭で「咄の会」を開いたのが、鹿野武左衛門が流罪になって以降しっかりとは育っていなかった江戸落語の中興となる。
まさに、墨亭の近くだ。
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桂文治という名前は、江戸落語の流れとはまた別に、そもそもは上方落語の始まりの名前だ。それにいまの文治師と先代は、八代九代と違い、上方からの流れを汲む。
だから私は、十一代目の桂文治を見ているのではなく、220年にわたる歴史上すべての桂文治を見たのだ。名前というのは魔術的な力を持つ。
落語の歴史そのものが、私を応援し、支えてくれるのだ。
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カラダが痛いし、簡単に治るものでもないけど、舞台に出たい。
絶望を知った者にしかできない芸が、あるだろう。
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まあ、渡さんのように、しんどくても、飄々と…。
U・x・U
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. . 墨田区の曳島のパン屋さん。やっているのかはわからない。 . . 風景写真を撮るのが苦手だと言っていたおすしが、さいきん、僕に似た風景写真を撮るようになって、ドキッとした。 . .
. 「山頭火自由律俳句大会」に新作3句を応募しました。主催する山頭火ふるさと館に郵便です。 世界を描く山頭火と、自己を見つめる放哉。その中間的な作風のものが浮かびました。 僕はむかし、現代詩の詩集よりも前に、最初、句集をつくりました。 . 師・高田渡も山頭火さんが好きでした。サインに「分け入っても分け入っても青い山」と書いたものが、森下文化センターのショーケースに展示されています。 添田唖蝉坊と同じように、山頭火もまた、僕と渡の魂のルーツ。 . そして秋になる。 幼い頃にお母さんが井戸に身を投げて絶望を背負い、旅をして生きた種田山頭火。彼にコンタクトすることから、高田れいゆの歴史は始まります。 . 井戸といっても、時間をループする半陰陽の悲しき超能力者、貞子さんではないんです。僕は幸せになります。 「悲しみのラッキースター」、細野晴臣。 . . くまちゃんは、コートンです。もりのほんやさんです。 . .
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僕はきょうから高田だ。ほんとうに高田だ。これは苗字にあらず。屋号である。御子息は苗字。こちらは屋号。高田の音「たかだ」は、落語の「立川(たてかわ)」も講談の「神田(かんだ)」も浪曲の「玉川(たまがわ)」も上回り、包括する。僕に歴史が降り注ぐ。何だってできる。渚あいみにもなれる。あの子にだって会える。
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渡さんの力、僕が貰います。
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. 末廣亭、再び。前回はかなり長時間観たけど、今回は夜に中入り後に入った。昔昔亭A太郎師匠と桂伸治師匠を観たくて。前にも観られた鏡味小助小時さんも登場しておめでたい。 . 偉そうなことを書くと、昔昔亭A太郎さんには、私が思う東京の落語家像がすべてある。「落語的な了見」「説明的な部分も軽やかな伝え方」「声の出し方」「二枚目だが、おとぼけ」「べらんめえ口調」「芸名の絶妙さ」と、すべてがある。そして、落語家は高座から去るときに真顔や暗い顔の横顔が見えてしまう人がいるが、A太郎さんはニヤニヤしていた。それが素晴らしいと思った。 . 「たがや」は首が飛ぶ。人が死ぬ。ブラックな話を、不謹慎な話を、軽く楽しく聴かせるのは、話術だけでなくパーソナリティも重要だ。A太郎さんは、「談志師匠が生きていたら確実に褒める落語家」のはずだ。ちゃんと江戸の町に、両国橋に連れて行ってくれる。 . 桂伸治師匠は「粗忽の釘」。春風亭柳橋のCDでよく聴いていたので馴染みがあった。あの軽やかさ、落語家としか言いようのない雰囲気。 . A太郎さんと伸治師匠と、素晴らしい芸人がいるのに、平日だからなのか、千秋楽じゃないからなのか、ガラガラだった。新宿駅南口のルミネtheよしもとみたいに、スタッフや前座さんが客引きをしたらどうでしょうか。 .
. 夜7時頃の中入りからだと1500円で、昔昔亭A太郎師匠と桂伸治師匠を観ようと、これから入る。中入り後からトリまでは6人だ。 . いまは、近くのドトールでカフェモカを呑んでいる。 . この世の素晴らしいもの、それらの力、少しずつ分けてもらおう。 末廣亭は経営が大変らしいけど、僕のほうが大変なんだから。 . . .
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辛いタルタル鶏天ぶっかけをいただきました !
でかい お茄子も !
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「からたるとりてん(辛タル鶏天)」と言うのに抵抗があったので、「辛いほうのタルタルの鶏天」と言いました。すると、「からたるとりてん、ですか?」と聞かれました。こんな思考停止のマニュアル主義のアンドロイドみたいな日本社会は、根本から間違っています。命をくださったとりさんのためにも、心のこもった《よのなか》にしていきましょう。
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タルタルソースと うどんおだし が混ざってしまうので、このメニュウは間違っている。
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