木馬亭の浪曲・伯山・こども

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浅草の木馬亭に行きました。7年ぶりに。

毎月、一週間、日本浪曲協会が浪曲の定席をやっています。浪曲師の中にひとり講談師が挟むのがお決まり。午前10時から午後4時頃まで。

きょうは講談が、僕の仮想ライバルの一人、六代目神田伯山だから行きました。

仲入り後に着いた。お客さんはご年配の浪曲ファンがほとんどだ。若い人はあまりいない。

東家一太郎さん、玉川こう福さん、東家三楽さんを聴きました。

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木馬亭の浪曲定席は木戸銭2200円で、25歳以下は半額になるとチラシに書いてあります。僕は25歳以下と思われて、半額になるのではないかと浮かれていました。

するとほんとうに、「25歳以下ですか?」と聞かれました。1100円がいいなと思いつつ、しかたなく首を振ると、2200円になりました。

「浪曲と講談の会ですが…いいですか?」と聞かれ、「はい」と答えました。あのちゃんのコンサート会場ではないことはわかっていたから。

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伯山が見られてよかった。食いしん坊のお相撲さんの、楽しいお話だった。勉強になった。

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やっぱり僕はあのちゃんにつらなる幼な神なのです。古来より、神は童の姿をして現れると民俗学の本にもありました。

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