はじめての浅草演芸ホール

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浅草演芸ホールに初めて入りました。でも上の階の東洋館にはちょっとだけステージに上がったことがあります。

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夜席の少し遅れて入る。たくさんお客さんがいる。

スタッフの人たちは、活気があり、優しかった。

やはり、この国の芸能を司るビートたけしという存在の出身の聖域であり、永井荷風から渥美清に萩本欽一らが存在していた聖域だから、完全なる余裕が満ち満ちているのかもしれない。

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お馴染み昔昔亭A太郎、「かっぽれ」の踊りも魅せてくれた雷門小助六、太神楽の鏡味正二郎、漫才の宮田陽・昇などなど…といった人たち。

むかしテレビにたくさん出ていた山田邦子さんは「漫談」。でも、いろんな歌手のCDの音源を多用していて、著作権はどうなっているのか気になってしまった。

そして講談の神田松鯉先生。忠臣蔵。「殿中松の廊下」。よく考えたら落語家で80歳の人はあまり寄席には出ないから、松鯉先生がたくさん寄席に出てらっしゃるのは、すごいことだ。

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トリは春風亭昇也の「藪入り」。サゲは「ご主人への忠(チュー)のおかげだ」。ネズミが関係するお話。

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寄席でなくても、とにかく舞台の上に行きたい。もうすぐだ。長い修行が終わり、新しい世界が始まる。

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