末廣ガール

末廣ガール

寄席の正月興行は、ほかの月と違い、もっと大勢の芸人が10分ずつくらいでどんどん出てくる。つまらない芸人がいても、めでたさが凌駕するのだ。

1月2日に新宿末廣亭に行った。落語芸術協会だ。三ヶ日は、第一部終わりで入れ替えで、二部と三部は続けて見られるという。

世界堂で画用紙とサインペンを買ってから、末廣亭へ。二部から見るために、お昼に整理券を貰った。

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画用紙は、でこぼこになっていない紙がいい。なおかつ、ちゃんと厚い紙。でも、ツルツルしたケント紙とかはダメ。サインペンが滲む感じが好きで、インクと紙が一体化するのが落ち着く。ざらざらした画用紙でないとそうならない。コピー用紙も滲むけど、折れたり破れたりしてしまう。これが意外とあまりない。昔、たくさん探して、MUSEという会社の画用紙を見つけた。これがいまもあるか探したら、ちゃんとあった。

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それで、時間潰しのように、ドトールに行った。お正月からドトールで普段通りの都会人たち。何の本か忘れたが、持ってきた本を読んでいた。なんだか疲れてきた。もういいか。お客さんでいるのは、しんどい。

整理券を持ったまま、寄席を見ないで帰った。私が新宿末廣亭を上回った瞬間。

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末広がり。末広がったあとに何があるんですか。

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