薔薇のタイル
バスに揺られて田舎の山あい。モザイクタイルミュージアム多治見には、お客さんがたくさんいて賑わっていた。
ゴールデンウィークなのにUSJとかディズニーランドではなくタイルを見に来たお姉さんたちは、小さいカラフルなものが好きなんだな。
3階と4階で雰囲気やコンセプトが違っていて、よかった。3階ではシックな暖色の中でタイルの歴史を。4階は光まばゆく純白の天国みたいだった。
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タイルミュージアムの反対語はプラティ多治見。市役所の都市開発部長が天下りでつくった多治見駅前の「プラティ多治見」は、テナントが入ってなくてガラガラだった。
市役所で長年勤めた連中は、黙っていてもマクドナルドやタリーズや吉野家やハニーズが来ると思っている。しかも家賃は82万円。敷金は6ヶ月分で492万円。なぜか、タイルやうながっぱを押し出さず、特色のない商業施設をつくろうとしている。
多治見市内ではほかに、市役所本庁舎建設反対運動も起こっていた。
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天知る地知る薔薇が知る
多くを治め見る国を
ダヴィンチ神戸(ゴード)でアマテラス
四角いタイルを貼っ茶王
世界のルールを変え茶王
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