鷲巣功「河内音頭」を読む
河内音頭について書かれた、この本を買った。
鷲巣巌は赤木しげるの宿敵だが、鷲巣功氏は、錦糸町河内音頭を始めた朝倉喬司の弟子である。2019年にいちばけい氏や自民党坂井区議や山田商店会会長らと対立し、錦糸町河内音頭から撤退した。
しかし、その辺りについてはこの本には詳しく書いていない。いちばけい氏は最初から存在しなかったかのような文章になっている。
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鷲巣功の音楽的な解説と、朝倉喬司の文化的な解説が混ざったような内容だ。だが、やはり、この人も音頭取りの好みがあるようで、紹介される芸人は偏りがある。でも、濃厚な本だ。
あと、スマフォとかホームペイジとかレヴェルとか、鷲巣功さんはなるべく外来語を正しい発音のカタカナで表記していて、でもそれが笑わせようとしているわけではなく、かなり気になってしまった…。
そして、なぜ、このようなアートな表紙なんだろう?
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