横尾忠則 銀座番外地
ギンザ・グラフィック・ギャラリー。「横尾忠則 銀座番外地」。
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ウェブサイトで読んだ概要文の印象から、もっと、メモや落書きなどが描かれた小さな紙がたくさん展示されたりしているのかなと思って行ったら、ちゃんとしたものばかり、商業物の下書きなどが並んでいた。
やはり、銀座の画廊の人たちにとっての「ラフなもの」は、新宿や渋谷の「ラフなもの」とは格が違うのだ。
「Tadanori Yokoo My Black Holes」「ぼくのブラックホール」というのがサブタイトルだったけど、スピリチュアルな人生哲学である横尾忠則さんの脳内そのままではなく、非常に商業的で完成されたものが展示されていた。だから、拍子抜けした。
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新宿眼科画廊が新橋内科画廊の名前をもじっただけであるように、銀座番外地も高倉健の網走番外地の名前をもじっただけだった。
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遠藤賢司さんのレコードの絵、糸井重里の本の装画などがあった。
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